2023/06/04
那覇高校女子ハンドボール部での活動を終えました!
那覇高校女子ハンドボール部での部活動指導員を終えました。
1年4ヶ月という短い期間でしたが、受け入れてくれた学校、生徒、顧問の先生、保護者の皆さん本当にありがとうございました。
振り返ってみると、今大学1年生の生徒の皆さんが高校3年生のインハイ前に携わり始めました。初めての練習に行った時に部員全員から『コーチになってください』と言葉を頂き、その日でコーチをやろうと決心しました。
それから3年生が引退して、初めて丸々1年チームの監督として携わりました。
チーム初めてのミーティングで僕の考え方を共有しました。『大事なのは”人間性”上手い下手は関係ない、全力でやってみてください。そして”皆さんのハンドボールに対する優先度を上げてください“』とお願いをして始まりました。
『“遅刻をしない、無断で休まない””報連相の徹底”など社会で通用しないことはチームでも通用させない』ということもお願いをしました。
那覇高校は進学校とされている学校で、入学して来る生徒はそもそも勉強や進学を目的に来ているのが大半だと思います。
その中でも、ハンドボールの優先度を上げてくださいというのは無茶なお願いだったと思います。毎日の練習時間も1時間から1時間半という短い中で、よく考え、勉強とも両立し、本当によく頑張ってくれました。時にはキツい練習もお願いしましたが、みんなで声を掛け合って耐え忍んでくれました。
高校で初めてハンドボールをやるという生徒も少なくなかったです。
そんな彼女達も先輩になり、いつしか初心者の後輩達の指導をするようになった姿を見て、凄いなぁと感動もしました。
最後の試合では、これまでにないベストパフォーマンスを魅せてくれました。
難しい展開での試合でしたが、何度倒されても勇敢に、そしてこれまでやってきたことを全力で表現してくれた彼女達のパス一つ、シュート一つ、ディフェンス1つ、セーブ一つ、ガッツポーズ、笑顔、全ての瞬間が僕にとっては誇らしく、宝物です。
那覇高校に携わってから彼女達にずっと変わらず伝えてきたことがあります。
『幸せになってください』です。
あなた達と離れても、それぞれの場所で幸せであれば僕は幸せです。そして幸せな人がまた人を幸せにできます。
こんな未熟者な僕を受け入れてくれた教え子の皆さん。一人一人を尊敬しています。そしてありがとう。幸せでいてください。