2023-24 season 契約の想い | 仲程海渡オフィシャルWEBサイト

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KAITO NAKAHODO

2023/07/05
2023-24 season 契約の想い

7月8日(土)にリーグが開幕します。

契約に至るまでの想いを綴っていこうと思います。

昨シーズンが終わったとき、”引退”というのは脳裏にありました。

僕らは今ではリーグの規定により”プロ選手”という形の契約になっていますが、日中はフル勤務をしています。月曜日から金曜日まで毎日、一般的な社会人と同じように8時間勤務をして、19時30分に体育館に集まって練習をします。体育館には冷房もなく、毎日滝のように汗をかきながら練習をします。

それから22時過ぎに帰宅して、夕食を食べ、明日の仕事に備え、できるだけ早く就寝するという毎日です。

昨年第一子となる娘が産まれました。妻には感謝してもしきれないのですが、ほとんど家にいない父親です。その分、妻と子が不自由なく生活できる収入があればいいのですが、そういうわけでもないのが現実です。

それでも引退をせず、今シーズンも選手を続けることにしたのは、応援して下さる方々がいるからです。シンプルにこれだけでした。

家族はもちろんのこと、友人、これまでお世話になった先生、職場の方、元同僚の方、保育園・学童で携わった子達、指導させて頂いた高校生や顧問の先生、保護者。今ではパートナーとして応援して下さる企業様や個人の方もいてくれてます。

そんな方々から幸いにも『プレイから想いが伝わる』との声を多く頂けました。

その言葉が僕がプレイを続ける理由であり、支えです。

3度目の競技人生をスタートさせたとき、『感謝を表現する』と言って契約しました。僕はもうワンシーズン感謝を表現させて頂きたいと、それが今シーズンの契約に至った考えであり、想いです。

契約をしたときに、『ボールと人と心が動くハンドボールを。Play 4 OKINAWA』とコメントを出しました。現在、三重バイオレットアイリスの監督で、コラソンの元監督である黄さんの言葉をお借りしました。僕自身が非常に感銘を受けた言葉です。

黄さんはいつも僕らに『ボールと人が動くハンドボールをするんだ!』と熱心に指導してくれました。凄い選手が個人技で一点取るよりも、みんなで動いて、ボールを回して、粘り強く取った点は嬉しいんだよと日頃から仰っていました。そして、黄さんとの最後の試合前、『いつも通り、ボールと人が動くハンドボールで今日は観てくれてる人の心を動かすんだ!』と。この一言で僕の心は完全に試合に入っていくことができました。

そんな師のお言葉をお借りして、今シーズンのコメントとさせて頂きました。

一試合一試合を最後だと思って戦います。プレイ一つ一つに真心を込めます。感謝を表現します。そして応援して下さる全ての人の心を少しでも動かせるようなシーズンにしたいと思います。